米国市場代表的な株価指標

米国市場代表的な株価指標

日本市場には日経平均株価やTOPIXなど代表的な株価指標があります。では米国市場ではどのような株価指標があるのでしょうか。米国市場の代表的な株価指標について解説をしていきます。

ダウ工業株30種平均

ダウ工業株30種平均はダウ・ジョーンズ社が発表する米国の代表的な株価指数となっています。対象となっているのは、米国を代表する工業株30社で採用された銘柄の平均株価指数となっています。

採用される市場に制限はなく、 ニューヨーク証券取引所・NASDAQに上場している企業が選ばれています。また採用銘柄は定期的に入れ替えが起きていて、
ゼネラル・エレクトリック社だけが現在もずっと採用されています。

ナスダック総合指数

ナスダック総合指数は、NASDAQで取引されているすべての銘柄の時価総額加重平均で算出した指数となっています。1971年2月5日の株価を基準値100として算出されています。
NASDAQ 市場の傾向として、ハイテク株やバイオ株関連が多く、企業の創業年数も若い企業が多く上場してる傾向にあります。特に代表的なの、ここ10年驚異的な成長をしているアップル、アマゾンドットコム、アルファベット等が有名です。

S&P500指数

S&P500指数は米国の格付会社スタンダード&プアーズ社が発表している時価総額加重平均株価指数となっています。米国の主要業種を代表する500銘柄によって S&P500指数は構成されています。

S&P500指数 の特徴としてはダウ工業株30種平均よりも、幅広い業種を網羅している点です。世界の機関投資家が運用実績を評価する際に参考にするためにりようされることが多い指標です。

以上が、米国を代表とする「ダウ工業株30種平均 」「ナスダック総合指数」「S&P500指数」です。