暴落シグナルとは?
前回暴落時の対処法について解説をしてきましたが、事前に暴落をする可能性を少しでも頭にあると機械的に売買
しやすくなると思います。今回はその暴落シグナルについて解説をしていきます。
2つの暴落シグナル
暴落シグナルは大きく2つあります。恐怖指数(VIX指数)・バフェット指数と呼ばれる2つです。具体的な見方についてみていきます。
恐怖指数(VIX指数)
恐怖指数(VIX指数)とは
シカゴ・オプション取引所が、S&P500を対象とする
オプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。
というもの。
この恐怖指数(VIX指数)が…
・20~30を超えた辺りは注意。
・40を超えると暴落の可能性が高くなる。
・40を超えたら暴落シグナル
と一般的に言われています。
ちなみにリーマンショック時は42.16、チャイナショック53.29という数値でした。
バフェット指数
バフェット指数とは?
投資の神様とも呼ばれる、ウォーレン・バフェット氏
(Warren Buffett)が愛用しているとされる、ある国のGDPと上場株式の時価総額の総和を比べる指標。
世界の株式市場の過熱感を見る場合にも使わています。とされています。
バフェット指数が…
基準としているのは1(100%)
1(100%)を超えてくると過熱している
1(100%)を下回っていれば過熱していない
という判断になります。
1つを確認するのではなく、恐怖指数(VIX指数)とバフェット指数
それぞれの数値を見ることで株価暴落の予兆は察知できるかもしれません。
いざ暴落となったときにパニックにならないように日ごとからチェックしておきましょう。
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