インド株の株式指数について

投資の基本としては将来成長するものに資金を出すことでもありますが
今後高い成長が期待されている国があります。それが新興国と呼ばれる中でも
インドは特に注目されています。その理由の1つは人口でもあります。
今回は外国株でもあるインド株の基本的な株式指数について解説をしていきます。

インドの主な2つの株式指数

インド株の主な株価指数は、2つあります。「SENSEX指数」と「CNX Nifty指数」です。
それぞれインドの経済指標として重要な指数となっています。
各個人投資家が投資の参考数値にしています。

BSE SENSEX

BSE SENSEXはインドの証券取引所であるボンベイ証券取引所における株価指数で上場する銘柄から30銘柄を選定し算出しています。(時価総額加重平均型株価指数)
選定基準は流動性や取引規模などとなっています。比較的頻繁に銘柄の組み換えはされています。
他の呼び方ととしてセンシティブ指数やBSE30とも呼ばれています。

選定されている銘柄の特徴として、銀行などの金融や情報通信、
また財閥系企業から多く選出されているという特徴があります。
SENSEX指数は2018年に最高値を更新しています。インド全体が成長をしている
ことがわかります。

S&P CNX Nifty

S&P CNX Niftyはインドの証券取引所であるナショナル証券取引所における株価指数です。
「CNX Nifty」や「Nifty 50」とも呼ばれています。
S&P CNX Niftyの構成はナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、50銘柄をベンチマークとしています。
選定基準はBSE SENSEXと同じで流動性や取引規模などです。

BSE SENSEXとS&P CNX Niftyは、同じ銘柄が登録されているということもあり、値動きの傾向が似ているという特徴があります。