アジアの株式投資について考える

アジアの株式投資について考える

日本国内以外に注目されているのは「アジア株」です。今回はアジア株について解説をしていきます。

そもそもアジア株とは?どういう定義なのか?

一般的にアジア株と呼ぶ場合、香港・上海・深圳・台湾・韓国・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・イスラエルの市場の上場株式の事について呼びますがマイナーの株式市場もありますので一般的にはASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟している国の上場株という認識でよいのかと思います。(このサイトでは以下、そのような認識で進めたいと思います。)

実は、日本でもメジャー所の証券会社で各国の市場と提携し購入することもできます。今後は別の記事でご紹介します!

また、直接の株式購入でなくとも各証券会社がETFや投資信託として販売しておりますのでこちらを購入する事も簡単に可能です。

私も、アジア株式のインデックスや投資信託についてはトライ&エラーしておりますのでこのブログでマトメたいと思います。

アジア株に投資するメリット

アジア経済は、特に20世紀後半以降から経済成長を加速しています。現在は経済大国米国や先進国として成長してきた日本の経済が伸び悩んでいますが日本以外のアジア諸国は世界経済からみて存在感を高めており、世界経済の成長を牽引する役割を担うほどにまでなっていると言えます。最近は外部的要因(米中貿易戦争等)で成長スピードが鈍化している場面もありますが、力強く成長しており、今後も更にその傾向は続く見通しとなっています。

特に中国はGDP(米ドルベース)が2010年に日本を抜いて世界第2位の地位を得ていて、今では米国が脅威に感じているほどです。AI分野を含むテクノロジーの発展も中国は著しいです。東南アジアも今後目が離せません。日本人とってもなじみがある深いでしょう。とても豊かで天然資源に恵まれ、可能性をまだまだ秘めています。米中貿易摩擦の影響で先進国が中国に依頼していた事業を近隣のASEANへ振り分ける「リロケーション」も広がっておりその加速が期待できます。

昨今ではGDP、一人あたりGDPの増加に伴った製造地から消費地への視線転換のタイミングでもあり、今まではこれが一部業界に限定的だったマーケットとしての魅力もじっくりとではあるが露呈するようになってきました。

日本は労働人口も減少していきます。ベトナム、マレーシア、インドネシアなどの労働力人口は継続して増加していきます。今後、アジアの株式市場も全世界の株式市場を上回るペースで拡大する可能性が高いと考えられています。

現在の超低金利時代でと成熟した先進国マーケットへの投資をしても大きな利益を獲得しにくい現実はありますが、個人投資家として利益を獲得するのであれば、新興国株であるアジア地域の投資や日本の関連株式に投資する方法はとても良いと考えております。

筆者もASEAN各国の株式投資で失敗、成功を現在も継続して経験しておりますのでそんな魅力と失敗談を今後お話出来ればと考えております。