米中貿易摩擦による市場への影響は？！

前回米中貿易摩擦とはどういったものであるのかを
簡単に説明していきました。
ではこの米中貿易摩擦によって市場はどのような影響を受けるのでしょうか？
考えていきます。

米中貿易摩擦による影響

まず米中貿易摩擦が過熱すると、当然中国の売上げが高い企業の売上げが
減少します。
米国ち中国の関係悪化にとり米国の追加関税や、
中国側の外国企業締め出しなどネガティブな材料が連想されるでしょう。
例えばAppleのiPhoneも米中貿易摩擦による影響を受けて売り上げ台数が減少したと発表もしています。

市場は、米中貿易摩擦が過熱して実際に決まれば
中国関連銘柄に大きな売りが入る事になるでしょう。関税率によっては中国の成長率は1％低下するとも言われています。
もちろん中国だけではなく、日本国内への影響も大きく
部品の多くを中国へ輸出していた企業にとっては大きなダメージです。
株式市場はパニックになる可能性があります。

一方為替市場では、リスクが高まると円が買われる傾向になるでしょう。
円買いドル売り圧力が増し、円高ドル安方向へ動くと考えられます。

トランプ大統領の発言で大きく動く相場です。
現在では中国からの輸入品全額に25％の関税がかけられる。と発言していて、
その場合、中国も米国からの輸入品全額に25％かける可能性があります。

その為新たなニュースや合意結果は株式市場や為替市場に
大きな影響があるでしょう。常にアンテナを張りつつ
十分に注意が必要だと思います。