米国株の為替リスクについて

米国株の為替リスクについて

米国株の特徴の1つとして、為替リスクがあります。
為替リスクによって損失が膨らんだり、逆に利益が膨らむ
可能性もあります。今回は改めて米国株の為替リスクについて
解説をしていきます。

為替リスクは小さい?!

確かに米国株取引において為替リスクは存在します。
でも個人投資家の中では為替リスクが小さいのでは?という
見解があります。その理由は…

株価の変動よりもずっと小さい

為替レートは変動してますが、株価と比較してみると変動はずっと小さいです。
ドルは大きく変動しても20円~30円の幅です。株価のように2倍になったり、3倍になったるすることはありません。
株価の場合は短期間で倍になったり半分になってしまう可能性は
秘めています。
その為株価の変動からみると為替変動は小さいのでそこまで細かく気にするほどでも
ないようです。特徴として為替変動がある程度の認識でいいでしょう。

ドル安の場合株価上昇する可能性

自国通貨が安くなると(この場合ドル安)自国の産業の輸出は
儲かりやすくなるので市場は上昇します。
これは日本でも同じことです。円安になると国内のコストを低くすることが
できるので利益率が上がり儲けがでます。

ドル安の場合円高となり、米国企業の業績があがります。
その結果ドル建ての株価が上昇となりますが、為替で損をします。
最終的にはプラスとマイナスとなるので気にする点ではなくなるのです。

今回は為替リスクについて見ていきました。取引するうえでそこまで為替リスクは考えなくてもよさそうです。
あくまで米国株取引におけることを指しているので、他新興国などでは
変わってくるでしょう。