中国市場について

中国市場について

外国株と聞くと真っ先に米国株を思い浮かべる方が
ほとんどだと思いますが、その次に浮かべるのは「中国」でしょう。
今や米国に続く経済大国2位の中国。常に注目視されています。
今回は中国市場について解説をしていきます。

中国のマーケット

中国株のマーケットは大きく2つ分かれています。
それは「本土市場」「香港市場」で構成されています。

本土市場には「上海証券取引所」「深セン証券取引所」の取引所があります。ただこの本土市場で中国以外の海外投資家は
規制により積極的に投資をすることができません。その為海外の投資かは香港市場をメインとして取引をしています。

株式にはA株とB株の2種類がある
本土市場の上海市場と深セン市場で取引される株式には、
それぞれA株とB株の2種類が存在しています。
これは取引を行う投資家の違いによって分けられています。
ちなみに、A株とB株は、本土企業が発行するまったく同一の権利、
同一額面の株式となります。

A株の正式には人民元普通株券と呼ばれています。
中国国内で上場され、中国A株市場で取引されている株式。
A株の取引は人民元建てで、中国の国内投資家専用の市場となっていますが、
香港・マカオ・台湾の投資かでもA株口座を開設可能となっています。

B株とは、株と比べると規模はかなり小さいのが特徴です。
上海証券取引所や深セン証券取引所に上場している外貨建ての株式のことです。
外貨建ての株式ではあるが、表記は人民元建てとなっています。
上海証券取引所では米ドルで取引、深セン証券取引所では香港ドルで取引でされています。

以前は中国の投資家はB株を購入は不可でしたが、10年前から購入できるようになってます。

中国のマーケットについて軽く触れていきました。
中国の上場企業は日本と違い国有企業が多いという特徴もあります。
その為、国の政治状況や政策が株価へ大きく影響をします。